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■座席車

座席車の運用

製造当初より定期列車での特急列車運用はなく、臨時特急しおじ、つばさ、踊り子など、臨時列車用として使用されました。
1975年3月のダイヤ改正より、大阪始発の九州方面への夜行急行列車、雲仙、西海、阿蘇、くにさきの4列車に使用される事になり、同系列としては初めて定期列車運用となりました。その後も臨時特急・急行列車中心に使用され、1980年10月改正では前述の急行列車が廃止となって一時的に定期列車の運用が消滅しましたが、廃止による余剰車を北海道向けに改造して急行ニセコの旧形客車を置き換えてから、次第に定期列車への使用が増えていきました。
14系各寝台車とは車体断面は大きく違いますが、そもそも寝台車のほうが先に製造されたのちに座席車へシステムが応用されたため完全な互換性があります。そのため北陸トンネル火災事故後のスハネフ14形防火対策施工中に代替としてスハフ14形を連結したほか、1983年から1984年にかけてB寝台車の2段寝台化改造の際には、再びスハフ14形とオハ14形が編成に組み込まれました。
1980年代以降は急行列車の特急格上げや廃止が進み12系客車とともにジョイフルトレイン等に改造されている車両も多く、1987年のJR分社後は、それ以前に配置がされなかったJR四国を除く各社に承継され、配置がなかったJR四国には2005年5月にJR東海が所有していたスハフ141・5・オハ141・オハフ151の合計4両の譲渡を受けて高松運転所に配属されました。
1999年には定期列車として使用される急行列車はJR北海道が運転する、はまなすが唯一となりました。


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