寝台車

14系TOP -- 寝台車

■寝台車

寝台列車として大成功を収めた20系客車は、列車内でのサービス電源を電源車から供給する集中電源方式を採用していたことから、多層建て列車として運行する際には、分割された編成に給電するための別の電源車を必要とし運用上の制約となりました。
運用上の制約を排除するため、客車のサービス電源を床下のディーゼル発電機でまかなう分散電源方式を採用して増備しました。12系客車を基本とした寝台車として設計・製作された形式が14系寝台車です。製造年度によりB寝台車室の違い等から、14形・15形と2種類に分類されます。
また、個室寝台に改造されたケースもあります。一部の車両については、座席車同様、北海道で使用していた旧形客車を廃車にする際の代替車両用として、耐寒耐雪改造が実施されました。折戸を引戸に改修するなどの措置が取られていて、500番台の車両番号が与えられています。これらは14系500番台座席車同様、急行列車に使用されましたが、急行が特急格上げ・気動車化され、一部は気動車連結のために改造されています。


寝台車


HOME | 寝台車 | 座席車 | サイトマップ